黄色靭帯骨化症 術後2日目
病室に到着すると
父がベッドの横に立っていた。しかも、術前と明らかに違う立ち方。しっかり立っているのだ。
術前は両手を少し広げてユラユラ立っているって感じだったんだけど、今日はビシっと立っているじゃないか！こっちが呆気にとられてしまった。
妹：どうしたの？
私：あ、いや、だって立ってるから
妹：ねー、しっかり立ってるよね
私：もしかして歩けるとか？
（父が歯磨き・洗顔するために歩き出した）
父：歩けるよー
私：ちょ、杖なしでもうそれだけ歩けるの？
妹：さっき先生がきて、先生と一緒に歩行器で病棟を一周したんだよ。
（父はシャコシャコと歯を磨いていた）
私：先生、何か言ってた？
妹：しっかり歩けていていいですねって言ってた。
私：あなたは見ててどう思った？
妹：前と全く違う歩き方だと思ったよ。
私：マジでーーーー。すごーい。
父：手術したんだから歩けるわさ。
私：そんな簡単なもんじゃないさー。でも良かったね。
こんな感じでしょっぱなから今日は驚かされた。嬉しい驚きだけどね^^
だがしかし…
まだ熱も少しあるし、何より痛みが強いらしい。何気に元気はない。
特にベッドから起き上がる時、ベッドに横になる時、ベッドの上に座っていて少し座っている位置を変えようとする時が最高に痛いとのこと。あんなに顔をしかめて痛がる父は初めてみたなー。
でも横になっているのも少々飽きてきたらしく（多分、同じ姿勢でいる事が疲れるんだと思うけど）起きあがったり寝転んだり忙しい。その度に「痛い～」と言う。本当はまだそんなに動いちゃいけないんだけど…
食事
食欲はないわけじゃないけど、食べると排便するだろうから朝食は断ったと、唖然とするような事を堂々を話してくれたヽ(´o｀; オイオイ 食欲があるなら食べないと体力が落ちるばっかりじゃないか！
という訳で、昼食は全部食べ終わるまで私と妹で監視。
「もういらん」と途中で食べるのをやめようとする父に二人で「アカン。せっかく動くことができるようになっても体力がなくちゃ歩行器や杖で歩くこともできんよ。そうなったらその後のリハビリがキツイよ。だからたいした量じゃないんだからしっかり食べて。」と説得。説教されてるのにニヤニヤしている父。全く子供かっつーの。とりあえず完食したからいいけど。
食べた後は座位が疲れたのか痛みで疲れたのか、眠そうにしていたのでゆっくりさせるために私と妹はコメダに私たちの昼食を食べに一旦病室を出た。
食事の力
戻ってくると父はベッドのＴＶを見ていた。昨日までとは違い、俄然よくしゃべるし声に力がある。食事の力って大きいな～ってつくづく思った。
15時頃まで色々と話していたんだけど、父の顔がダンダン眠そうになってきたので「昼寝する？」って聞いたら「おー寝るわーバイバイ」と言うので私と妹の今日のお役目御免となり帰宅の途に着くw
18時頃に仕事が終わった母と一緒に妹は再度病院へ行ったと後で電話がかかってきた。とても厳しい母（まぁ、看護師だからねー）も歩行器で歩く父の姿を見て「前と全然違う」と驚いていた。だからといって調子に乗らんように見張らんとイカンと言ってたけどね^^;
夕食も食べたらしいけど、昼食後動いていないのであまりお腹が空かなかったようで、白米は半分位残したらしい。でもおかずは食べたそうなので、まぁいいかw
さて、明日はどうなっているかな^^ 行くのが楽しみになってきた^^
