大雪警報…かいちゃんバウホール単独初主演公演とお茶会

燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-

とにかく眠い…

眠いっす。。。
11時公演を観るので結局睡眠時間は…考えないことにしよう。

本日は宝塚歌劇団星組の七海ひろきさん、バウホール単独主演公演「燃ゆる風-軍師半兵衛-」観劇とお茶会に参加する日だ!

なんとか睡魔を吹っ飛ばしてこの目に焼き付けねば!


バウホール公演完売!

バウホール公演完売!

両兵衛(竹中半兵衛・黒田官兵衛)が観られるということで心待ちにしていた「燃ゆる風」。

かいちゃん(七海ひろき氏・主人公)演じる竹中半兵衛は資料等にあるように「その容貌、婦人の如し」と書かれるほど女性的美しさを持った人だったようだ。
うん、かいちゃんにピッタリだね^^

一方てんてん(天寿光希氏)演じる黒田官兵衛は同じく軍師だが内に秘める攻撃的な戦術をする軍師だったようだ。

この二人は織田時代の双璧と呼ばれる軍師であるが、性格的には真逆という面白い両兵衛だ。


かいちゃんの半兵衛

かいちゃんの竹中半兵衛はちょっと「大人しすぎるかな」というほど冷静沈着でゆったりとした空気が流れるような半兵衛だった。
対して、てんてんの黒田官兵衛はちょっと強すぎるくらい感情をむき出しにする官兵衛だったな〜。
竹中半兵衛が「静」ならば黒田官兵衛は「動」だったな〜゚゚゚(¨)(. .)(¨)(. .) ウンウン

かいちゃんは思いのほか青天も似合ってて本当に美しかった。
ただ大人しすぎるくらい大人しい半兵衛で正直言うとちょっと物足りなさもあった。
しかし、36歳でこの世を去った半兵衛を演じるにはかいちゃんなりの考え方と思いがありあの演技になったんだろうなと思う。

信長が「天下布武」をかかげ敵でも味方でもばっさりと切り捨てる様子を苦しげな・悲しげな様子で見つめる半兵衛の表情一つで半兵衛の気持ち同様、複雑で辛い気持ちを観客に植え付けた気がした。

そんな折り織田軍撤退戦で有名な金ヶ崎の戦いが始まるわけだが、この戦いで織田軍のしんがりを半兵衛率いる軍から出さねばならなくなった半兵衛…
その心中を察したぴーすけ(天華えま氏)演じる橋村三郎太(竹中半兵衛の幼馴染)が自ら願い出る。
三郎太を置いていかなければならない半兵衛の苦悩も計り知れない。
悲しみと悔しさでいっぱいの半兵衛のなんとも言えない表情は切ない…辛い…
だが、半兵衛の家臣ではあるが幼馴染…三郎太にとっては半兵衛が殿。
殿が大好きで大好きで(実際のぴーすけもかいちゃんが大好きだが)口癖は「殿をお守りするのが某のつとめ」だった。

苦悩のうえ三郎太にしんがりを任せ、背を向け客席に降りて下手階段を上がってはけるのだが、その時も物凄い形相で走り抜けていく七海半兵衛。
しかし手勢はわずか…三郎太のその死に様も壮絶で「殿…」と言いながら死んでいく…
もうあの時代って何なんだろうね、本当に。
日本の中で内戦だよ。
そりゃあ、あの可愛いぴーすけのあの死に様は号泣ものだったよ…(ごめん、涙は出なかった…けど胸熱だった)
思い出すだけで胸が苦しくなる。。。

そして半兵衛が自分の死が近いと悟った時、妻のいねにそれとなく告げるあの表情…切なくて切なくて、半兵衛の頬を伝って流れる涙が美しいから尚更切なくて…胸がつまるような感じだった。
いよいよ死を迎える時の半兵衛…
秀吉には「天下を!」と伝え、妻のいねには「おぬしに会えて幸せだった…」と残し、天に召される間近というのに「いい人生だったな〜」という本当に幸せそうな顔をして…
客席に背中を向けたまま舞台中央の階段を上り、天に召される瞬間に振り返り軍配を振る姿は本当に格好良くて美しかった。
かいちゃんの頬だけではなく、会場中が涙にくれていた…胸が痛くなった…

いい役者になったね、かいちゃん。本当に観られて良かった。

燃ゆる風として

ここまでは竹中半兵衛に焦点をあてて書いたので、ここからは燃ゆる風という作品について…

濃姫とかは歴史上にいつ亡くなったのかとか名前がいくつかあったりと分からない事が多いのだが、だからなんだろうけどオイオイという演出があったのが歴史好きの私としてはいただけなかったかな。
例えば濃姫が産んだ姫を男じゃないから信長から無用と赤ちゃんの時に里子に出した子が半兵衛の妻のいねだったとかね。
でも濃姫といねの再会はいつから気づいていたのか半兵衛がいつか合わせようと思い描いていたことで、それがわかった時は胸熱だったな〜。

他にも裏切られたと信長に勘違いされ殺せと命令された官兵衛の息子をこっそりといねに任せて育ててたんだけど、これは官兵衛は裏切っているわけではない、捕まってしまったんだと見抜いていた半兵衛の計らいであり、また自分の死が近いときにその息子に官兵衛へ渡してくれと軍配を託すとか…史実とどうかは分からないけれど、半兵衛の人となりが良くわかるようになってたかな。

あとね〜まりんさん、演技派だと思うんだけど、秀吉としてはちょっとおチャラケ過ぎだったかな〜(^^;

信長もね、力強いのはいいんだけどかいちゃんより下級生だから迫力が少しかけていたかな〜?

一人一人の役を見るとん〜って感じなんだけど、作品として観ると素晴らしい作品だったと思う。
これはかいちゃんを中心にバウ組が纏まっていたからなんじゃないかな〜って感じた。




結論
ファンの中でも二分されているが私にとってはとても好きな作品の一つになった。
かいちゃんの作品は好きな作品が多いが、その中でも一番かもしれないな^^
観に行けて良かった。

お茶会

眠いのだ

観劇が終わり、お茶会が行われる宝塚ホテルへ再度戻ることに。
とにかく眠い…観劇してる時は全然眠気なんてなかったのに終わった途端に眠気が…
申し訳ないがお茶会が行われる部屋のロビーにある椅子に座ってうつらうつらさせて頂くことに(^^;
だって眠いんだもん。

いよいよお茶会



さて、シアター形式のお茶会会場へIN。

まず、とにかく人の多さに正直驚いた!
宙組時代のTOP HATのお茶会から参加しているが、多分過去最高なんじゃないかと思うくらい。
ざっと計算しても1100人位いた気がする。
凄いね〜ひろきのお兄様^^

明日(このエントリーを書いている時点で今日だね)がかいちゃんの誕生日ということで、かいちゃんが到着前にスタッフさんからサプライズ演出の内容とスティックライト(光るやつね)の使い方等のレクチャーを受ける。

この後の様子は盛りだくさんなので、箇条書きでいこう!(箇条書きにならんかも(^^;)

  • お芝居にちなんだ黒っぽい袴・赤いお着物・白い足袋・草履の和装のかいちゃんがニコニコと手を振りながら登場
  • 岐阜にある竹中半兵衛のお墓参りに妻いね役の真彩希帆ちゃんとかいちゃんの運転で3時間かけて一緒に行った
  • 「きーちゃんがお弁当とクッキーを作ってくれました(´∀`〃)ゝキャハ」と報告しさらに「いや~いい嫁を貰いましたデレ〜(//∇//)ゞ」と追い打ちをファンにかけるかいちゃんw
  • 偶然かいちゃんのファンの方が、その日半兵衛さんのお墓まいりにお一人でいらしていて、かいちゃんに気づいた瞬間「あっ!」という顔をしてしばらく固まってしまった
  • 半兵衛さんのお墓まいりに一人で来ていることに感動して、何か言おうと思ったんだけど出た言葉が「ありがとう、ありがとう」って…「何にありがとうなんだかわからないんですけどw」と身振り手振りで熱く語るかいちゃんw
  • 恒例の握手会は疲れていても一人一人の目をちゃんと見てニコニコ顔で。やっぱりふわふわお手て^^
  • 戦国時代だから今回どんな髪型かと思っていたら、なんと青天!
  • 「青天で主演ってあまりないけど、床山さんに相談したら『七海さんは何でも似合うから』と言われて(笑)」とそうかそうかと気を良くして納得したそうなw
  • 軍師の役なので今回兜を被っているが、舞台稽古の時で立回りをすると兜が前に下がって前が見えないので兜制作の方にこうして欲しいとお願いすると嫌な顔せずにこちらの意見を聞き入れて下さった兜制作さんはプロですね〜上機嫌のかいちゃんw
  • いねとの夫婦役は「ステキな夫婦だと思ってもらえたらデレ〜(//∇//)ゞ」惚れてますな〜w
  • 自分は「竹中半兵衛の生まれ変わりですから」と言い切ったかいちゃん…ヾ(=д= ;)
  • 今回は一人の人の人生を演じるんだけど、役によっては途中で芯がぶれちゃうと思う人もいるが半兵衛さんは芯が通っているのでそれが全くない←うん、そうだね(¨)(. .)(¨)(. .) ウンウン
  • 自分でもよくわからない感情が溢れてよくお稽古場でも泣いた→「泣くな!男だろ!」と言われました(笑)」だそうで…
  • サプライズ演出の時間となり、照明が暗くなる→スティックライト(オレンジとブルーでブルーの部分が773になるように配置されていた)を振りながら皆でハッピーバースディの歌→かいちゃんも大喜び→大きな椿の花のデコレーションや軍配や竹中家の家紋・イチョウの葉・燃ゆる風のロゴのある誕生日ケーキが出てきてビックリ→まじまじと感心しながら見るかいちゃんが激可愛い
  • 始まる前にファンが協力して、絵を指にインクをつけてかいちゃんがお気に入りのスイミーの形を作っていた→空いている所にかいちゃんが大きく目を描く→「僕がみんなの目になるよ!」とかいちゃん…さすがのセリフですな
  • ファンからのバースディカードの一覧をかいちゃんに→「凝ってるね〜スゴイ!スゴイ!」と喜び爆発のかいちゃん
  • 歌のプレゼントは2曲
  • ブリドリ+ネクストのお話しから「俺たちのDestiny」を歌ってくれた!これめっちゃ好きなの〜♪
  • もう1つは「燃ゆる風」より「命の使い道
  • 楽しい時間は過ぎて、ご挨拶
  • こんなにもたくさんの人がお茶会にきてくれて本当に嬉しい
  • いつも思うけど自分が辛い時やお稽古で自信がなくなる時に、皆さんがいてくれる・応援してくれているから頑張れる…と
  • 皆さんのお陰で不器用な自分がこうして真ん中に立たせて頂いている
  • ファンが増えても「私なんか」と思わずいて欲しい
  • 「私なんか」と思われるのが寂しい…(-ω-; ムム…かいちゃんらしい
  • 昨日も今日も明日も寒い。でもこんなに寒い中、自分のために待っていてくれる皆さん一人一人を愛しています
  • 皆さんの愛で七海ひろきは成り立っているので、皆さんも自信を持って応援して欲しいなと思う
  • お時間となり退場時に「某は皆様のことを本当にお慕いしております!」とここでも半兵衛さん降臨→いつもと違い皆さんに届くように強い投げキスではなくふわっと投げキスを2回
  • 扉が閉まるまで('ヮ^*)ノ゙フリフリ.:゚+してくれた

帰路につく

さ〜て帰りますよ〜

熱い熱いお茶会の後は寒過ぎる帰路につくことに…
あっちこっちで通行止め表示がまだ出ていた。
でも、自宅に着く頃には多分…解除されてるんじゃないかな〜っと、とにかく昨夜と同様に安全運転を心がけていざ自宅へGO!

夫と娘っちがLINEで通行止め情報のやりとりをしながら、でもそこの道を通る頃には除雪車のお陰もあり高速道では通行止めにあわずに帰えることができたε-(´▽`) ホッ
まぁ、渋滞はしてたけどね(^^;

除雪車の後ろを走るって初めての経験もできたし^^

到着したのは日付が変わったかいちゃんのバースデーw
とにかく疲れました(^^;
今、エントリーを書きながら頭がスパーク、瞼は閉じてきそうw

しかし楽しかったのでヨシですな^^
かいちゃん、あなたやっぱり最高ですわ。大好きだーーーーー

と叫んだところで寝ます←唐突w
オヤスミナサイ(+.+)(-.-)(_ _)…ZZzz。。..


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