幕末太陽傳／Dramatic “S”!
トップコンビ退団公演
幕末太陽傳
プログラム
前日から神戸に1泊し（世の中まだまだG・Wですものね）、5/6に雪組公演を観に大劇場へ。
いよいよ始まってしまった、ちぎみゆ始め大好きな方々の退団公演。
考えるだけで辛いよね…
娘っちはまさお（元月組トップスター龍真咲さん）・ちぎ（現雪組トップスター早霧せいなさん）・かいちゃん（現星組スター七海ひろきさん）の大ファンだからちぎが退団するというのも未だに受け入れられないでいる。
分かる！その気持ちは非常に良くわかるよ。
だから退団公演は絶対に観ておいたほうが後々後悔しなくてすむのだ（母、立証済み）。
幕末太陽傳は1957年に映画上演された古典落語を組み合わせて様々な人間模様を描いたコメディタッチなお話。
うん、ちぎにはピッタリな作品じゃなかろうかと思う。
以下宝塚歌劇団HPより
1957年に封切られた、鬼才・川島雄三監督の代表作である映画「幕末太陽傳」。「居残り佐平次」を中心に、「品川心中」、「三枚起請」、「お見立て」他の古典落語を組み合わせ、実在した品川の遊廓・相模屋を舞台に起こる様々な人間模様を軽妙なタッチで描いた、日本映画史に燦然と輝く名作です。 幕末の品川宿。一文無しのまま相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びに興じた佐平次は、翌朝飄々と居残りを決め込んでしまう。そして番頭まがいの仕事を始め、次々と起きる騒ぎを持前の度胸と機転で解決しては、お礼の金をちゃっかり貯めこんでいた。相模屋で攘夷の計画を練る高杉晋作らとも交友を深め、いつしか佐平次は、廓の人気者となるのだが…。生への活力が漲る中に憂いを漂わせる人情喜劇に、早霧せいなを中心とした雪組が挑みます。
もう最初からとばすとばすw
シリアスもいいけどルパン三世が大劇場お披露目というだけあるちぎにはピッタリだと思った。
退団公演だから必ずしも観客を寂しい雰囲気にする必要はないの。
笑いで終わってもいいの^^
シンミリするのはショーだけで十分。
だからお金さえあれば、何度も私はリピしたい作品だなって思ったな〜。
そんな中にでも「え？佐平次…ちょっと…」という場面ももちろん入っていて、うん、楽しいけど退団公演にふさわしいお芝居だった^^（まだ東京公演残ってるのであまりネタバレは…ね）
Dramatic “S”!
“S”をキーワードに繰り広げる「Song＆dancing Show」。ショースター（Show Star）として輝き（Splendor）を放つ早霧せいな（Seina Sagiri）率いる雪組（Snow troupe）の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン（Show Scene）の数々をお届け致します。 また、宝塚大劇場公演は第103期初舞台生のお披露目公演となります。
この通り、ゴージャスでちぎ率いる現雪組の集大成のショーだった。
退団者の場面もあり、さよなら感がもちろん満載。
だけどe+貸切公演だったのでアドリブ満載w
ショー場面の中でしきりに両手で＋を作ったりして、楽しんでるのが良くわかった^^
その中でも絆の場面は…たまらんよ…アカンよ…
大好きな皆んながこれで退団なんてマジで思いたくないと思った。
だって一人一人がすっごく輝いてて…まだまだできるじゃんって思えるほど輝いていて…
これが最後のちぎみゆデュエットダンスなんて思いたくなかった。
隣を見ると娘っちはティッシュ握りしめて泣いてる。
うんうん、分かるよ…贔屓の退団公演だもんね。
まさおが退団した時も思ったんだけど、ちぎってあんなにちっちゃい身体なのに、組の真ん中で一番大きく輝いていて綺麗だった。
楽しさと悲しさと切なさが一気にこみ上げてきて、周りの観客のすすり泣く音も全部ひっくるめて、この公演が愛おしいと思うほど素敵なショーだった。
楽しい宴（？）の後は寂しさが何倍も押し寄せてくるもので、帰りの車の中では色んな事を娘っちと語ったな〜。
東京も行きたいけど…無理だよな〜（金銭的に(^^;）
ライビューも私は別の観劇があるので行けないから、娘っちにはしっかりと観てきてもらって感想をきかないとと思った深夜の高速道路だった。
